気を取り直して次のレース。
ユキオさんは初出走のアグネスレプトンを指名。

ユキオ「血統が良い。初戦から動くはずだ。」

そう言って複勝を購入。
しかし・・・
アグネスレプトン、痛恨の大出遅れ!
直線追い込むも6着まで。3着馬との差はコンマ9秒。

ユキオ「ノォォォ・・・・・」
7R 3歳未勝利

ユキオ「トーワリンファで間違いない!」

ユキオ「適距離に戻った。今回は確勝!」


だが・・・
直線に入っていつものキレが無い。
先行馬を捕らえられず、後続にも差され、
ついには3着から5馬身も千切られた4着に
敗れてしまった。


ユキオ「こんなはずでは、こんなはずでは・・・」
後の無くなったユキオさんは8、9Rをスルー。10Rのインディアトロフィーで最後の勝負に出る。

ユキオ「ソブストーリーが勝つよ。」

ユタカ「あかんあかん。このメンツやったら
一枚落ちるわ。」

ユキオ「持ち時計は破格、しかも先日この
コースで出したばかり。同じ走りができれば勝てるはずだよ。」

ユタカ「競馬は時計だけやないですよ。」

ユタカ「ボクはキャッチザゴールドで勝負や。」
ユキオ「さあ、頼むよ渡辺くん・・・」

そしてスタートが切られる。ソブストーリーは中団、キャッチザゴールドは先行集団の好位から競馬を進める。

4コーナーで馬群が一気に詰まる。先頭に踊り出るキャッチザゴールド、しかし伸びが無い。大外から一気に追い込んでくるのはソブストーリー!
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